年1回の欠かせない手続きです
そろそろ、全国包括許可承認申請の更新時期がやってきた。年1回の更新となるが、今回もやらないわけにはいかない。
前回の更新申請手続きは、楽にできたという記憶があったので、今回も同じやり方でやってみた。
ところが、すんなりと更新申請することができなかったので、書き留めておくことにする。
国も2022年をめどに免許制度の導入やドローン機体や所有者の情報を国に登録することを義務付ける方針のようなので、DIPS自体の運用方法も変わってくるであろう。
①まずは、DIPS(ドローン情報基盤システム)にログインする
申請者IDとパスワードを入力し、ログインする。
②メニュー画面中央あたりの「申請書の作成(更新)」ボタンを押す
③更新申請が可能な申請書一覧が出るので、更新したい申請の「更新」ボタンを押す
④確認メッセージは「はい」を選ぶ
⑤次に更新申請に必要な内容を入力していく
ココに注意
ところが、確認メッセージの後、本申請は機体の所有者に関する情報を修正する必要がある旨のメッセージが現れ、先に進めない状態となった。調べていくと、今回から機体所有者の個人情報を入力する必要があることが分かった。
今回は更新申請を諦め、複製による新規申請に切り替えることにする。
ここで、特に何のメッセージも出ず、更新申請ができる場合は⑭に進んで下さい。
⑥まずは登録機体情報の修正のため、一旦メニューまで戻り、一番上の「無人航空機情報の登録・変更」ボタンを押す
⑦登録している機体一覧から修正する機体の「編集」ボタンを押す。「機体の所有者情報」を入力し、登録する
赤枠内に必要な情報を入力し、機体所有者情報を登録する。
⑧メニューに戻り、画面中央あたりの「申請書の作成(複製)」ボタンを押す
⑨複製が可能な申請書の一覧が表示されるので、最新の申請書の複製ボタンを押す
⑩確認メッセージの後、内容入力画面へと切り替わるので、必要事項を入力していく。
複製なので、ほぼ何もすることはないはず。
ポイント
飛行マニュアルについては国土交通省の以下のページを参照。
⑪機体操縦者選択画面の機体選択で、既に登録してある機体を一旦削除し、新たに追加し直す
⑫その機体の追加基準ボタンを押し、該当する項目にチェックをする。
資料や写真の添付が必要な場合は参照ボタンから添付したいファイルを選択する。
ファイル名の確認を忘れないこと。
⑬入力がすべて終わったら、画面右下の「登録する」ボタンを押す
⑭申請書作成の最終ページ(4/4)に加入保険情報、受け取る許可証形式を選択する
申請書のすべてのページ(4ページ)の入力が終わったら、入力確認ページが表示されるので、確認の上、(必要なら各申請書ダウンロードし保存)「申請する」ボタンを押す。
ココに注意
受け取る許可証形式で紙を選択した場合、申請受付番号を記載した返信用封筒に切手を貼り、管轄の提出先に送るのを忘れないこと。提出先については無人航空機の飛行ルール許可・承認手続きについてを参照のこと。
⑮メニュー画面に戻り、「申請書一覧」ボタンを押す。
今まで申請した申請書一覧が表示されるので、一番上の行を確認してみる。申請受付番号が表示され、「審査中」となっている。
これで、申請手続き終了。あとは審査が通るのを待つだけだ。
無事に審査が通れば、審査終了通知として以下のようなメールが届く。
紙の許可証を希望した場合は、事前に送付した返信用封筒に下のような許可証が同封され、送られてくる。
紙の許可証を希望しなかった場合は、電子証明書のついたPDFファイルをダウンロードし、ファイル一式を携帯することになる。