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冬の機体バッテリーどうする? *MAVIC 2*

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「秘密兵器!」

朝晩冷え込むようになってきた。

これから冬にかけてはさらに機体バッテリーに気を遣うことになる。

リポバッテリーは、扱いによっては通常でも危険と言われているため、さらに追い打ちをかけることになるが、撮影に関しては空気が澄んでいて、良い映像が撮れることが多い季節でもある。

メモ

リポバッテリーとはリチウムポリマーバッテリーのこと。バッテリーの電解質はゲル状でできており、エネルギー密度が高く、大容量、大出力、かつ軽量という特徴を持っている。

仕様上は零下でも問題ないようだが、MAVICの機体温度が15℃以下になると、DJI GO 4上で低温警告が出る。その場合は、フライト前にプロペラを数分間回し、暖気運転を行うようにしている。

また、寒い時期はバッテリーの持ちが悪くなるので、フライト中もバッテリーインジケーターに再々目が行く。

ウェブ上では、順調に飛行していたのに、急に電圧レベルが落ちて墜落したとかいう記事もちらほら見受けられる。

海上ならまず回収不可能だ。怖い怖い。。

ポイント

樹脂製よりも金属製の方が熱伝導率が高いので、より高温になる (写真は樹脂製)

なので、冬場は自分も温めないといけないが、バッテリーも温めた方が良いのだ。

そこで私が使っている「秘密兵器」をお教えしよう。

これだ!そう、湯たんぽだ。


使い捨てのカイロや充電式のモバイルカイロは、身に着けることが前提なので、空気全体を温めることができない。

体と接している周辺だけしか温めることができないのだ。だからこれが一番お手軽で使い易いし、効率が良い。

必要なものは、熱湯と温度調節をするためのタオルのみ。

このままでは高温になりすぎるかも

現場まで遠い場合は不向きかもしれないが、これを機体バッテリーと一緒にクーラーボックスや発泡スチロールの箱に入れる。

温度は湯たんぽに巻くタオルで調節する。写真の状態で箱内は25℃~30℃になる。機体バッテリー自体の温度はもう少し低いだろう。

気を付けることはただ一つ、漏水だ。

気になる場合は湯たんぽをビニール袋に入れてからタオルを巻けば良い。

お試しあれ。


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