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DIPSでの飛行実績報告

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「3ヶ月ごとです」

そろそろ、「無人航空機の飛行に係る実績報告」の時期だ。

許可・承認期間が3ヶ月を超える包括申請(同一の申請者が一定期間内に反復して飛行を行う場合または異なる複数の場所で飛行を行う場合の申請)により許可・承認を受けた場合は、許可承認期間の開始日から3ヶ月毎及び許可・承認期間終了までの飛行実績の報告をしなければならない。

また、報告期間の各3ヶ月の間に報告対象となる飛行を実施しなかった場合も、無かった旨の報告をしなければならない。

メモ

無人航空機の機体重量が200gを超える場合は必要ない

私の場合、いつも国土交通省のドローン情報基盤システム「DIPS」というウェブ上で届出ができる仕組みを利用して行っているので、至って簡単だ。

DIPSにログイン後、実績報告のメニューに行けば、必要記入事項(許可番号や氏名)が入力された状態で出てくる。

DIPS ログイン前の画面

ログイン後、実績報告書申請メニューを呼び出すと、氏名等は既に入力されている

あとは、飛行した場所の地図と飛行場所、飛行時間、飛行させた無人航空機等の情報を記載した飛行記録を別紙資料として添付して送信するだけ。

但し、事故があった場合は、それも報告しなければならない。

飛行した場所の地図と飛行記録は私の場合、PDFファイルとして送信している。

許可・承認申請はなかなか大変であったが、この実績報告は資料が揃えばすぐに終わる。

飛行エリアの地図も、国土地理院のHPを利用すれば簡単に作成できる。

線やテキストも入れられる。

報告書には必要ないが、3D表示もできる。

飛行場所の地図作成にはいつもここを利用させてもらっている。

この地図の作成に結構時間がかかるのだ。

飛行した場所の数ほど地図も用意しなければならず、全体図と拡大図の2種類を用意することになっている。

電子地形図25,000分の1(国土地理院)を加工して作成

大事なことは、フライト毎の飛行場所や飛行時間をこまめに記録しておくこと。

エクセルで記録フォームを作成しておけば、飛行記録表の作成が楽だ。

地図は頑張って作ろう。

飛行した場所ごとに編集可能なファイルで作成しておき、提出時にPDF等に変換するというやり方が良いかもしれない。

後々、同じ場所を飛行した場合、その地図をまた提出することになるので、必ず保管しておくこと。

年々、無人航空機の飛行に関する規制が厳しくなっているので、いずれ申請方法や運用方法の大きな変更があるだろう。

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