その他

完成したばかりのサブマシンに今さらWindows7をインストールする!

Pocket
LINEで送る

「なかなか手強い!」

そういえば、メインマシンの組み立ての時もだったが、intel製Z390チップセットはWindows10しかインストールできない仕様になっている。まあWindows7はすでにサポート対象外になっているので致し方ないだろう。しかしながら、Windows7でしか動かない有用なソフトも現に存在するわけで、使い勝手もシンプルで良いわけで、サブマシンを導入したこの機会に再度Windows7のインストールに挑戦してみた。

サブマシンはRyzenCPU。マザボにはX570チップセットが乗っている。Windows7は通常のインストール方法ではインストールすることができない。




インストールDVDやUSBから起動、最初の言語選択画面までは順調に進むが、そこから前進できなくなる。なぜなら、USBキーボードやマウス入力を受け付けなくなるからだ。こうなると、リセット以外の道はないのだ。さあ、どうするかだ。幸い、サブマシンのマザボにはPS2デバイスを接続できるポートが備えられている。これを利用する。確か、古いPS2のマウスがどこかに転がっていたはずだと家中を探し回る。あった!捨てずに持っておくと良いこともたまにはある。今時見られなくなったボール式のマウスだ。ある意味貴重。。

早速、マザボに接続し、インストール用に作成したUSBメモリーから起動する。おおっ!マウスポインタが出現!これでインストールできる!と思ったのも束の間。次にインストールするためのドライバが見つからないとかなんとかいうエラーメッセージ(泣)どうやら、USBデバイスは全滅のようである。

ポイント

USBメモリを使用したインストールの場合、PS2マウスを使うとマウスポインタは出現するが、次の画面でにインストールするためのドライバが見つからないというエラーメッセージが出る。

ここはさっさと諦め、DVDからインストールすることにする。やはりメインマシンに取り付けることができなかったブルーレイドライブをサブマシンのこいつに取り付けておいて良かった。SATAからは大丈夫だろうと勝手に思い込み、DVDから起動。BIOSや起動ドライブの選択画面ではUSBキーボードが使えるという奇妙な現象は一体何なのか。




マウスポインタ出現までは順調に進む。ここからだ。おっ!インストール先の選択画面まで到達!ここまでくれば、今度こそ大丈夫だろう。

何度か再起動し、アカウント名の入力画面まで来た。ここで文字(アカウント名)を入力しなければ、次に進めない。また詰むのか。定石どおり、ネット検索に頼る。どうやら、スクリーンキーボードというものがあるらしい。早速設定。素晴らしい!こんな機能があるとは。初めて使うこの機能に感謝しつつ、インストール作業を進める。

ポイント

スクリーンキーボードを使用しているところ。こんな便利なものがあるとは。タッチスクリーンなら、使い勝手が尚良いかも。




ついに見慣れたデスクトップが出現。やった!しかし、実はここからが大変だった。

まずは、LANが使えないと何もできないので、LANドライバをぶち込む。幸いWindows10用のドライバをインストールすることで正常に使用することができるようになった。

メモ

インストールしたてのデバイスマネージャーを見ると認識されていないデバイスがずらり。

メモ

とりあえず、LANドライバをインストールした。

次に、Windows Updateを実行する。適当にアップデートしていくと、ある時からアップデートが拒否られるようになった。M社の嫌がらせらしい。。入れてはダメなアップデートが存在するようで、また最初からやり直し。なんとか入れてはダメなアップデート以外をすべてインストールし、一旦バックアップ。

次は、チップセットドライバーのインストール。X570に用意されたWindows7用のものは存在しないので、Windows10用のチップセットドライバを無理やりインストールする。うまくいったかどうかは良く分からないが、エラーが出なかったので良しとする。再起動。

次に問題のUSBコントロールドライバだ。前世代のX470用のものを色々試してみたが、全く認識されないし、見当違いのものを入れるとフリーズ、最悪はブルー画面になってしまう。もう自力ではお手上げだ。海外のブログや掲示板の情報から動きそうなドライバを用意し、片っ端からインストールして試してみる。サブマシンのマザボにはUSB3.1 Gen2ポートがあるが、こいつがなかなか厄介なのである。

メモ

USBコントローラが全く認識されていない。。




ネット上で色々調べていると、海外の賢い人が作ったX570用USB改造ドライバを見つけた。何か怪しげだが、これもダメもとでインストールしてみる。

ポイント

なんとこれが大ヒット!ネックとなっていたUSB3.1 Gen2のUSBホストコントローラを難なく認識し、それから次々と必要なドライバを認識した!

これでほぼすべてのデバイスが使用可能となった。もちろん、USBキーボードやマウスも使用可能。但し、一つだけ認識できていないものがある。「AURA LED Controller」なるもの。ASUSマザボ特有のものであろうが、こいつは使用には支障がないのでそのままにしておくことにする。ここまで約1週間費やしたが、努力は報われたのである。

メモ

「AURA LED Controller」だけどうやっても認識しないので、放置。使用には問題ないだろう。

-その他

© 2020 a-and-h corp.