「dronelinkを導入した」
久々にドローンの話題。ドローン撮影は大体午前中、特に早朝行うことが多いのだが、冬場はどうしても撮影回数が少なくなる。寒いし。。冬場はバッテリーの保管や撮影前の準備に時間を取られるので、プライベートでの撮影はほぼないと言っても良い。
ドローンの飛行や撮影については、フリーフライトは「DJI GO 4」、空撮の仕事では撮影に集中しなければならないので、「litchi」というアプリを使用している。
事前にある程度の飛行ルートを計画しておき、フライトプランとして「litchi」にウェイポイント入力しておく。本当はいけないのだろうが、操縦は機械任せということだ。その方が撮影に集中できるし、周囲の状況変化にも早く気付くことができるからだ。
ただ、どちらのアプリにも欠点があり、「DJI GO 4」のウェイポイント設定に関しては、機体及び送信機の電源を入れた状態、つまりリンクをとった状態で作業をしなければならない。これはバッテリーを消耗するし、非常に面倒くさい。ウェイポイントの入力は高度や速度、ドローンの向き、ジンバルの向き等、様々な項目を設定する必要があるので結構時間を浪費するのだ。その分バッテリーも消費することになる。
その点、「litchi」は機体及び送信機の電源を入れなくても、現地にいなくても、アプリ上でウェイポイントの入力をすることができる。ただ、経路モードで「カーブターン」を選択するとウェイポイントでのコマンドが設定できない。例えばA地点を離陸し、B地点で写真撮影をしたい場合、写真撮影のコマンド設定はできるが実行されない。経路モードで「ストレートライン」だとそれが可能になる。
但し、「ストレートライン」だと今度はウェイポイントごとに飛行速度がゼロになりそれから指定速度に移行するということを繰り返すことになる。非常に燃費が悪い。
そこで以前から気になっていた「dronelink」というアプリを購入してみた。
まだ開発途中の感じもしたが、以下のことが購入に至った理由である。
良いと感じた点
- 上記の問題(DJI GO 4において、ウェイポイントの事前入力が機体及び送信機の電源を入れなくてもできる、litchiにおいて、経路モードで「カーブターン」を選択するとウェイポイントでのコマンドが実行されない)をすべて解決できる
- ウェイポイントやオービットなどの飛行ルートが複合で設定できる
- Airdata UAVとリンクでき、飛行データが即座にアップロードされる
サブスクではなく、買い取り制だ。さまざまなプランが用意されているが、個人ユースということで、Hobbyist PlanのPremiumを購入してみた。
次回、使用感や「litchi」との比較をしていきたいと思う。(次回に続く)