「初のRyzenで快適環境を目指す!」
2018年頃からドローンの空撮を始めたわけであるが、動画編集にものすごく時間がかかっていた。手待ち時間がとにかく長い。というのも、4Kで撮影した動画編集はファイルの読み込みにしても、レンダリングにしても、まあ、もたつく。つまり、メインマシンではかなりスペック不足であった。
翌年に不満が爆発し、数年ぶりにPCを自作したが、その時は超ノーマルなインテル製CPUとギガバイトマザーの組み合わせ。CPUはCore i9 9900Kと奮発した。(箱が謎のキューブ型、なんで?)
マザーは当時最新のZ390チップセット搭載モデル。グラボはAMDのRX590とCPUに対して完全に見劣りする構成だが、投資できる金額に限りがあるので仕方がない。この当時はM.2 SSDなるものの存在に感動していたが、今は当たり前で何とも思わない。
今も現役のメインマシンとして絶賛稼働中である。動画編集ソフトもサクサクだ。
何の不満もなかったが、ゲームをしないご老体が昨年からちょいちょいいじっていたフライトシミュレーター。最近楽しくなり、専用のサブマシンが欲しくなった。なんとも贅沢。
どうせなら、以前から気になっていたAMDのRyzen CPUで自作してやろうではないか。早速、部品選定、調達開始。
まずはCPU。最新のRyzen9シリーズ。「5900X」と言いたいところだが、コロナ禍が影響してか、市場には全く無く、3950Xしか出回ってない様子。それでも16コア32スレッドという超バケモノ仕様。
今回は手持ちの余った部品を使いつつ、コスパ重視路線でいくつもりなので、同7シリーズの「3700X」を選定した。3.6GHz8コア16スレッドなので、数字上はメインマシンのCore i9 9900Kと遜色ないだろう。
次にマザー。最近はギガバイト製ばかり使ってきたが、気分転換。少し長く使うことを考えて、ASUS製のTUF-GAMING-X570-PLUSにした。自作を始めた頃はマザーはASUS製ばかり使っていた。ASUSに裏切られたことは今まで1回もない。とても信頼しているメーカーだ。Ryzen用のマザーでお手頃なのはこれくらいしかなかったというのもある。本当にどの部品も品薄だ。
ストレージはCFDのM.2 SSD PCIe4.0仕様の爆速1TB。発熱が気になるが、どんなものか使ってみたいというのが本音。
メモリーは手持ちのDDR4-3200 16GB×2、電源も手持ちのコルセア850W GOLD。ケースは以前使っていたAntec製P100。作りが良く気に入っている。現在のメインマシンにはBDドライブが装着できなかったので、こいつに付ける予定。
残るはグラボだが、今回はNvidia製を使うことを決めていたため、GTXシリーズかRTXシリーズか。コスパ重視、調達のし易さを考え、RTX3070に落ち着いた。ファン音が気になるかもしれないが、馬鹿でかいグラボは嫌いなので、ZOTAC製RTX3070 OCモデルを選定。
これですべてが揃った。あとは組み上げるだけだ!(次回に続く)