「なんとなく分かった」
今日でApproach S62の出動は8回目だ。そこそこ使い慣れてきたので2回目のレビューをしようと思う。
ラウンド回数を重ねたので、Approach S62の売りのひとつである「バーチャルキャディー」機能が使えるようになった。
残り距離や傾斜、風向き等を計算し、これまで蓄積してきたプレーヤーのデータをもとに、次のショットはどのクラブを使用したら良いか提案してくれる機能だ。
確か5ラウンド以上しないとこの機能は使うことができず、Approach S62の画面にもメニューが登場しない。
早速使ってみる。セカンド残り約160ヤード。
普通なら6番アイアンといったところだが、Approach S62の提案は3U。いやいや、飛びすぎるだろう。却下。
次のホールのセカンド。残り140ヤード。
Approach S62の提案は、7番アイアン。一応採用したが、ライが左足下がりなので、スリークウォーターショット。グリーン中央にオンした!
データの蓄積が多い、つまりよく使うクラブはまあまあ提案通りに使える気がした。あくまで参考としてだが。
もう少しデータの蓄積が必要と感じたので、途中からこの機能は使わなかった。
そして、一番のお気に入りが「ハザードビュー」機能。バンカーや池の前後までの距離が一目で分かる。最初はどのボタンを押せば呼び出せるのか戸惑っていたが、今ではお手のものだ。
ハザードビュー画面。これは使える!
これで、迷いなくクラブ選択ができるし、そのホールの戦略イメージが浮かび易い。
ハーフ終了。ここでApproach S62の「保存」を選択してはいけない。
「一時中断」を選ぶこと。そうしないと、ハーフでその日のゴルフが終了してしまうことになる。
「一時中断」を選んでおけば、次のハーフの最初のホールに近づいたころ、「プレーを再開しますか」と聞いてくるので、OKとしてやれば、続きを記録することができる。
全て終了したら、「保存」だ。
スコアを記録している場合、その訂正はApproach S62もしくはGarmin Golfというアプリでも行う。
個人的にはその日のラウンドの振り返りと反省をじっくりとやりたいので、PC上で行っている。
Garmin ExpressというソフトをPCにインストールし、Approach S62を専用USBケーブルで接続して行う。
Garmin Expressの導入方法は以下。
ソフトはGarminのサイトからダウンロードできる
インストール画面
あとはApproach S62とペアリングをして終了
PC上で様々な情報を確認することができる。
データ分析のほかにも新しいファームウェアやゴルフコース情報の更新、USBケーブルで繋いでいるから同時に充電もできる。
PC上で様々なデータを確認することができる
それと、Approach S62は前回のレビューでも書いたが、バッテリーの持ちがすごくいい。
バッテリー残が50%以上あれば、1ラウンド分くらいは余裕で持つだろう。
Approach S62には1ラウンド分のスコアしか記憶できないようだ。
GPS距離計測器&情報集積端末と言った方が良いかもしれない。
そのあとの分析は、アプリか今回紹介した「Garmin Express」に任せるということだ。それが何となく分かった気がする。